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Hops

ホップ


キーワード

月経前症候群 更年期障害 生理痛

関連

 学名  Humulus Iupulus
 分類  クワ科カラハナソウ属
 和名  セイヨウカラハソウ
 ティーに使用する部分  毬花
 主要成分  精油、苦味質、フィトステロール※1、フラボノイド※2、アミノ酸、フムロン※3
 使用は控えるべき点

 うつ傾向のひとは飲用はしない

▮緊張や不安を和らげ、女性特有の病気に

ホップは、優れたホルモン作用と鎮静作用から、女性のためのハーブティーだと古来より言われている。

月経前症候群、更年期障害に加え、生理痛を和らげる働きがあるためだ。

これらの作用が中枢神経に働きかけ、緊張や不安を抑える。

ホップの苦味は、消化を促進するので、消化管に悩まされている人にも効果がある。

 

不眠に悩まされているのなら、フレッシュハーブがおすすめだ。

ホップの香りに癒されて、穏やかな眠りにつくだろう。

また、ホップを枕などにしても効果がある。

作用

鎮静、催眠、抗菌、利尿、鎮痛、ホルモン様、苦味建胃

味と香り

ホップ独特の香り。強い苦味と、かすかな甘み。

ビールのような後味が特徴。

飲み方

ホップの毬花を小さじ1をカップに注いだ熱湯に入れて5~7分間蒸らす。

はちみつを入れると飲みやすい。

就寝30分前に飲む。

 

乾燥花は、成分が変化しやすいので新しいうちに使用すること。

注釈


※1フィトステロール:

ステロールに分類される一群の化合物。食品添加物、医薬品・化粧品などの幅広い分野で活用されている。

※2フラボノイド:

天然に存在する有機化合物群で、植物二次代謝物の総称。いわゆるポリフェノール。

※3フムロン:

成熟ホップに含まれる苦味化学物質の一種。ビールに特徴的な苦味を与えている化合物。